カナダの辺境で永住権を取った人のブログ

京都出身アラサー男子がカナダの辺境で永住権を取るまで頑張る日記

永住権のルールを巡り上司とバトる話

以前にも述べましたが、上司はわりと無茶苦茶言います。

参考:

辺境ライフをあまりおすすめしない理由前編 (仕事での苦労編) - カナダの辺境で永住権を目指すブログ

 

ここ2週間ぐらいは上司とのトラブルで気が滅入ってました。

以前メディカルチェックが終わったのですが、その後は早くて3ヶ月~半年後には永住権のconfirmation letterが来るらしいという情報を以前に永住権を取った友人から聞きました。

一応メディカルチェックが終了したという報告を上司に行い、「もし早ければ8月か9月に永住権取れますし、辞めるかもしれないんで準備しておいて下さいね」と話したのですが、言うべきじゃなかったな・・。

前の記事でも書きましたが、現在職場はボロボロなので上司は僕を出来る限り長くキープしたい様子。「僕が永住権を取った後半年は同じ職場で働かないといけない」という謎ルールを話して来ました。「いや、そんなルールは無いから・・」と反論しても「いや、どこかに書いてた。間違いない。」の一点張り。面倒だ・・・。

なのでこの前ホワイトホースに帰った際にユーコン政府のオフィスに行き、直接そのようなルールがあるのか聞きに行きました。今までずっと話してた僕の担当者が辞めてしまったので、初めて話す担当者の方です。話を聞くに、どうやら上司が事前に連絡を取っていたらしく、「僕がもうすぐ辞めようとしている」という情報だけが伝わっていたので、「いや、それはもし永住権が早めに届いたらの場合で・・」と説明するのに余計時間が掛かりました。

時間の都合でその翌日も話し合うことになり、その際は頭が回る友人(元同僚)を連れて行き話し合いを進め、そして「永住権取得後は上司に僕を引き止める権限は無い」という回答を貰い、更に「永住権のルールに従わない場合、訴訟されて永住権が剥奪されると以前上司に言われた」とも伝え、そのようなことは起こらないことも確認しました。

 

その2点は上司に伝わったらしく、かなり態度が軟化しました。I'm sure you have to stay here for a while after you got a PRって言ってた人が、永住権取ったら辞める時期は決めてもいいよと。一件落着。

 

永住権をエサに理不尽な対応を取ってくる上司は少なくないらしく、そういったニュース記事は探せばわりと出てきます。これから永住権を目指す方は、トラブルの際は一人で悩まずに政府や信頼出来る友人などに相談して下さいね!

 

辺境で喜ばれる日本食は?

この前辺境の人たちに料理を振舞っていました。8人に対し20人前ぐらい作りましたが、無事ちゃんと無くなりました。f:id:yosshix:20180624114403j:plain

カナダの辺境で褒められる日本食とは??多分貴重なサンプリングです。

以前にも何度か大規模な料理を作ったことがあるので、辺境での人気ランキングベスト4(中途半端)を発表したいと思います。

 

4位:豚のしょうが焼き

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分量重視で見た目に気を遣っていませんが、2キロぐらい作りました。カナダのスーパーには薄切り肉が基本的には置いてないため、厚切り肉で作っています。下味もつけているのでかなり味は濃い目。それぐらいでちょうどいいです。

 

3位:焼き飯

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英語ではfried rice。カナダでのアジア料理の中で一二を争う知名度を誇る料理だと思います。今回は卵とベーコン、青ネギで作りました。(1.5キロぐらい)

 

 

2位:酢豚

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英語ではsweet sour pork。パイナップルは正直いらない派ですが、好きな人が多いみたいなので入れます。彩りもよく、ご馳走感があるので、わりとすぐ無くなります。

 

1位:チキン南蛮

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英語名は多分ありません。Chicken Nanbanです。甘酢あんとタルタルソースの組み合わせは人里離れたカナダの辺境でも人気らしく、辺境での鉄板です。このタルタルソースの日本とカナダでの違いも興味深いところで、カナダの(多分欧米の?)タルタルソースは卵を使わないらしく、ほとんどマヨネーズとピクルスで構成されており、かなり酸味が強いです。この比較的まろやかな日本のタルタルソースが喜ばれるのは嬉しいところです。

 

辺境では全体的に味のパンチが強いものが喜ばれる様子。皆さんももし辺境ライフを始めるなら、ガツンと来る味の得意料理を振舞ってください!

 

辺境でも出来る趣味について

 ・料理

趣味は何ですか?と聞かれれば料理です!と言い張っています。しかし今の生活では痛みやすいものから消費していかないといけないし、ちょっとした食材を買いに行くこともできないため、なかなか凝った料理は出来ないのが現状。

以前友達と作った白くま鍋。今はなかなかアジア系の材料を揃えるのが難しいです。

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なのでおやつ的なものを若干凝って作ることが多いです。パンケーキアートを練習中。(下手)

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・読書

インターネット環境があればkindleなどで本は買えます。9割方は日本の本を読んでいるのですが、昔に出版された本や、それほど需要が無い本は電子化されていない傾向があるので、どうしても読みたい本はメモにとっておき、日本に帰ったときに買うようにしています。(一応現物を取り寄せることも出来ますが、高いので・・。)今人生で間違いなく一番本を読んでいます。

 

・インターネットでできること

今はビザの関係で出来ませんがちょっとした仕事オンラインゲームなど、今の時代オンラインで出来ることが山ほどあります。

個人的にはオンラインポーカーにはまりすぎてるのであまり社会生活に影響を与えないようにプレイしています。

 

・アウトドア(ハイキング、トレッキングなど)

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 これは冬場の写真ですが、ハイキングやトレッキングを出来る場所は山ほどあります。夏場はクマよけスプレーを持参し、冬場はオオカミや凍傷に気を付ければ大自然を楽しむことが出来ます。

 

(去年の秋に登ったfish lake trail)

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 ハイキングには数時間で帰ってこれるライトなものもあれば、数日かけて山の頂上を目指す猛者用のものまで色々あります。

他のアクティビティとしては、今年の冬には犬ぞりもやりたいなーと思っています。

 

辺境なので大都市と同じような施設は無いですが、その分自然は豊かですので、また違った生活の楽しみ方があると思います。インドアでもアウトドアでも、落ち着いた暮らしが出来るのが辺境ライフの利点であると思います。