カナダの辺境で永住権を取った人のブログ

京都出身アラサー男子がカナダの辺境で永住権を取るまで頑張る日記

カナダ永住権までの道のり①

前回の記事で述べましたが、カナダの永住権を取得しました!

永住権取れました! なのでタイトルも変更。 - カナダの辺境で永住権を取った人のブログ

 

今回は永住権取得に至るまでの道のりを紹介したいと思います。

もしこの記事を永住権取得のために参考にする!という方がいらっしゃれば有難いです。しかし私がプロセスを開始したのは2016年ですので、必要用件やプロセス時間など様々な事項が変わっている可能性があります。もし応募される場合はカナダ移民局やユーコン政府のサイトなどを通じ最新の情報を手に入れて頂くようお願いします。

 

カナダは移民の国として知られており、様々な手段で永住権取得を目指すことが出来ます。私はユーコンノミニープログラム(YNP)という、他の手段と比べかなりハードルが低いであろうというカテゴリーで永住権を取得しました。

 

ハードルが低い理由としては、

①カナダでの職歴、学歴が問われない

②高い語学力も問われない

③主にエントリーレベルの職種がプログラムの対象なので、仕事を見付けやすい

といった点があります。

 

YNPを通じた永住権取得の流れを大まかに説明しますと、

①雇用主を見つけ、一緒にYNPに応募する

②2ヶ月ほどでユーコン政府から認可の連絡が来る

③カナダ政府に永住権申請する

となります。

 

2016年5月にユーコン準州に到着したところから振り返っていきたいと思います。

 

2016年5月

ユーコン準州に到着。とりあえずホステルに1週間泊まり、その間に家と職を見つけようという計画でした。2日目にいい感じの家を見つけ、とりあえず2か月分契約。Cookで職を探していたため、数件のレストランにレジュメを渡したものの、返事は無し。ホワイトホースはそれほど大きい町ではなく、レストランの絶対数も少ない。仕事見つかるかなぁ・・と先行き不安になっていたところ、仲良くなったホステルのオーナーが仕事を紹介してくれました。

辺境のホテルにあるレストランが人手を探してて、YNPもサポートしてくれるらしいよ」

ネットでその辺境の情報を検索してみると、スーパー、病院、カフェ、娯楽・・何もない。ここでこれから1年以上生きていけるのか?話によると、ここに行くための公共交通機関も無く、車でしか行けない様子。じゃあ車も必要だ。どうしようか悩んだ結果、まぁ、、やってみよう!多分大丈夫!と根拠のない自信を胸に、飛び込むことにしました。就活は運良くわずか4日で終了しました。

就業開始は6月1日らしいので、契約した家には2週間だけお世話になり、ホワイトホースでのんびり過ごしました。

しかしここでミスが一つ。YNP応募に必要な語学試験はユーコンのどこかで受ければいいや、と思っていましたが、なんと受けられるところが一つもありません。確認ミスです。急遽バンクーバーに行き、CELPIPを受けてとんぼ返りしました。

 

そして5月31日、辺境から上司が迎えに来てくれました。

 

2016年6月

辺境のホテルに到着。私がきちんと働けると判断したあとにYNPに申請してもらえる様子。

以前日本食レストランで働いていましたが、カナダのレストランだとやっぱりメニューが全然違います。Grilled Cheese Sandwich, Breakfast sandwich, Clubhouse sandwich, Sheppards pie, Beef Quesadilla,などなど初めて作る料理ばかり。

目玉焼きの作り方もsunny side up(片面焼く)しか知りませんでしたが、over easy (黄身を半熟のまま両面焼く)、over medium(over easyに比べもう少ししっかり焼く)など始めて知る知識が多く、新鮮でした。

 

2016年7月

働き始めて1ヶ月経ち、レストランのメニューは全部覚え、YNPの申請始まらないかなーと思っていたら上司が「大切な話がある」と。

「レストランの営業時間を短縮することに決めたので、君をフルタイムで雇うことができなくなった(YNP申請にはフルタイムの労働時間が必要)。だから君を解雇せざるを得ない

 

????

 

(続く)